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青磁蓮弁文碗

耀州窯
北宋(11世紀)
高 6.2 cm 口径 14.5 cm

Yaozhou ware
Northern Song dynasty
H. 6.2 cm Mouth Dia. 14.5 cm




蓮弁文が印象的な耀州窯の青磁碗です。この技法は釉の濃淡によって浮彫風の立体感を生みだし、同じ器面上で花びらの重なりや奥行きまで表現されています。耀州窯の文様表現は時と共に多様化が進みますが、本作のシンプルかつ高雅な作行は北宋期もあまり下らないものです。

淡い緑青色を呈した艶やかな釉調は落ち着いた色合いながら明るい印象を与え、端正な器形と調和しています。

耀州窯青磁として一般に想起されがちなオリーブグリーンに文様がひしめく作風とは一線を画す、爽快で気品ある美質を本品は有しています。北宋に最盛期を誇った北方青磁の雄、その貴族的な美意識をご堪能いただける作品です。