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青磁双耳壺

隋 (6世紀末〜7世紀初頭)
高 11.0 cm 胴径 11.0 cm

Sui dynasty (Late 6th century–early 7th century)
H. 11.0 cm Torso Dia. 11.0 cm




SOLD

双耳が印象的な、可愛らしい壺です。胎土は鉄分が多く灰味ががったもののため、器の裾あたりまでの釉薬下には白い化粧土を掛け青磁釉を綺麗に発色させたいという想いが感じられます。

白いやきものは青磁の技術を元にして発展したものであり、初期の時代の白磁は青磁とも白磁とも分けられない作品が遺っています。白いやきものは白い胎土に透明な釉薬を掛けることで作られますが、そのためには限られた場所で取れる良土と高い技術が要求されました。隋頃に完全な白磁が完成したことで、白いやきものへの志向が強まります。白土を化粧土として使用している本品は、青磁ではありますが、上記ような流れから白磁を意識した作例とも考えられるでしょう。

素朴な風合いと造形をしている作品であり、肩肘を張らない野草をなげいれてみたくなるような一品です。