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青白磁鉄斑文広口壺

景徳鎮窯
南宋〜元(13〜14世紀)
高 8.6 cm 口径 10.8 cm

来歴

Dennis Alfred Branham(1920〜1981年)旧蔵.




Jingdezhen ware
Southern Song – Yuan dynasties
H. 8.6 cm Mouth Dia. 10.8 cm

PROVENANCE

Dennis Alfred Branham (1920-1981) Collection.






南宋時代後半から元時代にかけて、景徳鎮で作られた青白磁の壺です。青白磁はその名の通り、透明釉中に含まれる鉄分によって微妙に青みを帯びた釉調が特徴で、その繊細な趣は近年の市場においても高い人気があります。「影青」という詩的な呼称もよく知られています。

北宋時代の影青作品には、色が非常に白く、驚くほど薄胎の作例が見られます。しかし時代を経るに従って器形は優しく、釉に青みが強くなる傾向が見られます。本作は先述の通り、南宋〜元時代の作例らしく優美で曲線的な器形となっており、ある種の親しみやすさがあります。装飾として散らされた鉄斑文も淡い色味で、どことなく愛らしさが感じられる点が本作の良さと云えるでしょう。