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白磁蛟龍文尊形杯

景徳鎮窯
清(18世紀)
高 11.8 cm 口径 11.3 cm x 9.0 cm

Jingdezhen ware
Qing dynasty
H. 11.8 cm Mouth Dia. 11.3 cm x 9.0 cm




景徳鎮窯で18世紀前後に焼成されたであろう白磁の作品です。同時期に徳化窯でも同類の白磁が焼造されていましたが、器形などから景徳鎮の作品と推察されます。

上質の胎土を用いているため複雑な形状までよく表現されており、数多の蛟龍(ちりゅう)がひしめき合うように把手と思われる箇所に折り重なっています。全体の形状は銅器を模していると思われ、同時期の犀角の作例にも同様の器形を見ることができます。

このタイプはとくにヨーロッパで好まれたらしく、そちらの市場から出てくることが多く、本品もドイツから将来されています。把手の蛟龍のみを赤紫の釉薬で施釉したものがあり、そういった作例と比べると比較的おとなしく品のよい印象で、日本人の嗜好でも受け入れ易い作品かと思います。