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白磁鉄斑文盒子

晩唐〜五代十国(9〜10世紀)
高 3.8 cm 胴径 5.6 cm

Late Tang – Five Dynasties
H. 3.8 cm Torso Dia. 5.6 cm




SOLD

唐時代末期に作られた白磁の合子です。蓋上が花の文様になり、その花芯が鉄斑で表されて洒落たアクセントになっています。また側面に蓋と身の合わせ目を示す鉄斑文が2箇所あり、こちらも文様的な装飾効果を上げています。これらのデザインは柔和で可愛いらしいものですが、器形の随所に金銀器的な鋭い要素があり、全体的には引き締まった印象です。

同時代の作例として、蛾や蝶が陽刻され鉄班で装飾した合子が知られていますが、やはり遺された数は少なく非常に珍しいものです。焼かれた窯も判然としませんが、その点は学術的に興味深い品です。

鑑賞陶磁としては勿論のこと、香合としてもモダンな感覚でお使い頂けるのではないかと思います。本作は小品ではありますが魅力的な一品ですので、是非ご覧頂きたいと思います。