マユヤマオンラインギャラリーロゴ
Loading...

白磁高足杯

霍州窯
金 12〜13世紀
口径 8.8 cm 高5.2 cm

来歴

Carl Kempe(1884〜1967年)旧蔵.


所載

Bo Gyllensvärd『Chinese Ceramics in the Carl Kempe Collection』Almqvist & Wiksell, 1964年, 図版423.




Huozhou Ware
Jin dynasty
Mouth Dia. 8.8 cm H. 5.2 cm

PROVENANCE

Carl Kempe (1884 - 1967) Collection.


LITERATURE

Bo Gyllensvärd, Chinese Ceramics in the Carl Kempe Collection, Almqvist & Wiksell, 1964, pl. 423.






高台の畳付部分に、焼成時に外部との癒着を防ぐための突起が付いているユニークな作品で、薄い器胎からも、当時かなり高度な技術を有した窯の製品だということが分かります。時代はおそらく金時代から元時代と思われ、北宋から金にかけて精強を誇った定窯に迫ろうという気分すら感じられます。

山西省にあった(かく)州窯などの作品は、ある種特長的で、本来窯道具側から突起を出して製品を支えるところ、反対に製品側から突起状の物を出してしまうという、あまり類を見ない方法を選択しています。ヨーロッパの古いコレクションで見かけることが多く、本作もCarl Kempe(1884-1967)の旧蔵品で、コレクションを網羅したカタログにも載っています。

仮に定窯でしたらかなりの金額になりますが、知名度が低い窯の作品なので価格も手頃です。しかし品質は高く、宋白磁のよさを十分に味わって頂けると思っております。