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白磁龍形把手弁口水注

初唐〜盛唐(7世紀)
高 37.4 cm 胴径 19.6 cm

来歴

中国陶瓷美術館旧蔵.


出展

『中國陶瓷美術館蔵品撰集』中國陶瓷美術館, 1998年, 図版21.
『−俑・陶・華−館蔵優品撰集』中國陶瓷美術館, 2005年, 図版11.




Early Tang–High Tang (7th century)
H. 37.4 cm Torso Dia. 19.6 cm

PROVENANCE

The Chinese Ceramics Museum, Ōita.


EXHIBITED

Chūgoku Tōji Bijutsukan Zōhin Senshū, The Chinese Ceramics Museum, Ōita, 1998, pl. 21.
–Yō・Tō・Ka- Kanzō Yūhin Senchū, The Chinese Ceramics Museum, Ōita, 2005, pl. 11.




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花弁のように湾曲した口縁部から、引き締まった頸部を経て、豊かな胴の張りへと至る美しい造形のラインをしています。その豊満な器形を支える脚部は、裾広がりの高い撥高台で、芯の通った安定感を感じさせます。底部に目を移すと、段の付いた変わった高台です。隋~唐代のやきものには珍しい形ですが、おそらく祖型の銀器やガラス器などにより忠実で、丁寧な作りと見るべきでしょう。釉薬は所々剥落が見られますが、総体に氷のような貫入の入った上質な釉調です。

隋唐の白磁水注では、東京国立博物館所蔵の横河コレクションにある鳳凰形の蓋を伴った水注が名品として知られていますが、本作もそれに劣らない風格を持っています。背が高く、エレガントな印象では一頭地を抜いていると云えるでしょう。西アジアの金属器に由来する弁口水注という器形からも、シルクロードによって活発な往来がなされた隋唐時代の国際的な雰囲気が紛々と醸し出されています。

来歴にある九州陶瓷美術館は大分県臼杵にあった美術館で、古代の彩陶から清朝磁器へ至る各時代を包括した美術館でした。