本展観は『魏晋南北朝の美術』と題し、おおよそ3世紀初めから6世紀末までの約400年間につくられた作品を集めました。魏晋南北朝は、様々な民族が興亡を繰り返し、王朝が目まぐるしく変わった、激しい分裂と混乱の時代であります。このなかで創出された美術作品は、創造性豊かな、活力に溢れた、独特な美意識がそこに表現されています。なかなか取り扱うことの少ない分野ですが、幸い軸となる作品が集まりましたので、この度の展観となりました。 この機会に是非、魏晋南北朝の美術作品の魅力を感じとって頂けましたら嬉しく思います。


ギャラリートーク
会期中に徳留大輔氏（公益財団法人出光美術館 主任学芸員）と川島公之（弊社代表取締役）によるギャラリートークを開催いたします。お時間がございましたら奮ってご参加ください。

日時：2019年10月19日（土）午前の部 11:00～/午後の部 14:00～