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三彩鍑

盛唐 7世紀末〜8世紀前半
胴径 19.7 cm 高12.0 cm

High Tang
Torso Dia. 19.7 cm H. 12.0 cm


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HOLD

唐時代は、初唐・盛唐・中唐・晩唐の四つの時期に区分されます。本品はそういった中の盛唐期に焼成された(ふく)という三本の獣足を有する陶磁器です。釉薬は三彩と云われる鉛釉の一種で、唐代に盛んに焼造されたため唐三彩と呼称されています。

鍑は大ぶりのものは珍しく、なかなか市場に出てきません。また出てきても疑問の残るものが殆どです。そういったものは、お尻(底部)が平坦になっている場合が多く、また、重さが少々重いことが多いように思います。本作は丸々と張ったいい底部をしており、たいへん好ましい作例です。釉薬の呈色もよく、比較的淡い釉調が上品で、唐三彩の魅力の一つである釉の流れと混合のバランスも見事です。加えて、獣足は力強く、ササン朝ペルシアの影響と思われる異国情緒を醸しています。 

出土は大正期と考えられ、当時作られたであろう塗りの木箱が付随しております。大正期出土の唐三彩は、塗りの木箱に入っていることがしばしばあり、一説にこのような箱は中国で作られたと云われております。

ある程度の大きさがあるので、展示してもたいへん見栄えのする作品です。ご興味のある方はお気軽にお問い合せ下さい。